August 16, 2008

On My Load 第70話


携帯を握り締めたまま、

ヒートは、歯を食いしばりながら、一言、俺って・・・

左の頬を温かい滴が、ぽたぽたと地面にこぼれ落ちていた。

逃げちゃあだめだ!!逃げちゃあだめだ!!

僕は死んではいない。

必要とされている。だからこそ苦しまなければならない。

人と関わる事。世間に出ること。

そして人として愛せる事。

過去から否定してきた、

触れたくなかった事柄に気づいたとき胸の底から

溢れ出す裸の自分。温かいんだ、僕は。。。。

こんなにも・・・・ココロが・・・

モノリスの扉が開いたかのような、

なんとも言いがたい高揚感。

初めて生きている事の素晴らしさと苦悩。

SとMが入り混じる自分史。

【On My Load】そうなんだ!!

ちゃりを走らせスタジオへ。

みんな!!お願いします、僕ともう一度やらせてください。

名無しがお帰りと笑って迎えてくれた。

それからの一週間は、怒涛のごとく過ぎ去っていった。

名無し・マキ・みんなありがとう。

これでHOTHEADに出場する。

僕の体に光臨のような光の道すじがスーと駆け抜けていった。
>Like is doubling Mix を聴く


Posted by t-komaro at 08:53:23 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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