April 25, 2008

On My Load 第67話


朝六時を回った頃、PCの画面に、

一通の新規メールが届いていますとの

アイコンが点滅していた。

名無しとマキはすっかり疲れてしまったのか、

ぐっすり寝ている。

僕(ヒート)はあれから一睡もしていなかった。

何故なら【BUSTMAX2008】には

今までに無いやり遂げた自信はある。

しかし、自分の目指す音楽と商業ベースの

価値観に受け居られるものなのかどうなのかは、

経験値ZEROの未体験ゾーンだからだ!!。

もし、NG・・なら世の中(現世会)では

僕の居場所が無いという証である。

数々の犠牲を払いながら、

僕は僕で在るが為の行いをしてきた。

傍からみれば、変わり者、

扱いにくい人間に見えていたのだろう。

実際そうだったと思う。

人を信じない僕が、名無しの為に、

いや自分が他人を受け入れられる

人間本来の感情を一かけらでも持ち合わせているのか

機械じゃあない自分を覚醒させる

不安感と期待・・・

ふつーになってしまうのではないのかと

揶揄する影の僕。

自分らしさを残しつつ

新たなステージへと変貌できるかどうか、

このメールの向こうに答えがある。

僕は恐る恐るクリックした。


Posted by t-komaro at 20:06:26 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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