January 04, 2007

On My Load 第6話


マキはこの事について信じられない「オーマイゴット」と

声を荒げていますが僕は一向にマイペースで

楽しいティータイムを過ごしています。

お腹も満足したし、午後一に、

あの子への何時ものラブレターを書く事としますかね。

と再びパソコンへと向かい今朝の返信メールを

淡々と書き加えていく。

この作業がある種カウンセリングの先生に成った気分で

心が陶酔されていく快感がたまらなく心地良い。

僕の脳下垂体からホルモンが分泌し嫌がおうにも

思考回路は欲情する。

あの子へのリターンエースを獲るべく単語・単語の端々に

見え隠れする本心を探り当てながら賢者の石を

探し出す勇者のように僕は文章の中を放浪しながら

終わりのない呪文を解くことに専念する。

答えに煮詰まると一度セーブするかのように

また明日でメールを終わらせる。


19:12:43 | t-komaro | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks