December 31, 2006

On My Load 第2話


朝食も終えてシャワーを浴び、やっと仕事の準備にかかる。

パソコンの鈍い機械音がけたたましく部屋に響き

メールチェックが始まる。

殆どがスパムメールだが、

仕事の依頼もたまに有るが、

あの子からのメールが『アルカナイカデ』

一日の高揚が違って来る。

画面をスクロールしていると、あ・あった。


早速文章を読みあさる。

毎度の事だがあの子の文章には、要求ばかりで相手の

周りを考える思考が足りない。そんな所が論理詰の僕に

とっては、奇想天外で予測がつかない面白さが

僕をあの子に夢中にさせているのだと思う。

まるでこっちが観察しているかと思うと

逆に見透かされている自分があったりと

メールという文章だけのお付き合いだが、一言一言が

無限に広がる宇宙のように

利己的遺伝子DNAが成せる技か奥深い。


18:23:17 | t-komaro | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

December 30, 2006

On My Load 第1話


200xx年二月、二日。そう、この日から何もかも始まった。

僕の道(すべて)が・・・

おっはよーす!

マキの一声から僕(ヒート)の一日がスタートする。

眠たげな目で挨拶を交わし何時もの“漢方ジュース”で頭を

ガツンとリフレッシュすると同時に

テレビで今日の占いを即チェック。何時もの事だが、

僕の星座は占い番組を掛け持ちのチャンネル判断が難しい。

一瞬のボタン操作の遅れでどちらかを見逃す事の多いやっかいな

星回りなのだ!!もう少し朝は苛立ちたくないのにと。



13:57:07 | t-komaro | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks